阿波木偶人形会館阿波木偶人形会館

CRAFTSMAN

初代 人形 健(現代の名工)
初代

人形 健(現代の名工)

1932年3月24日生まれ

経歴

  • 1964年
    3代目天狗久の弟子天公正に入門する(木偶)
  • 1977年
    阿波十郎兵衛屋敷にて人形制作実演(徳島県知事より感謝状)
  • 1978年
    第2回個展・徳島芸術祭優秀賞(丸新文化ホール)
  • 1979年
    人形健後援会 発会創立記念第1回総会(ホテル千秋閣)
  • 1980年
    十郎兵衛屋敷へお弓、お鶴の人形2体贈呈
  • 1982年
    人形師二代目(弘信)、後継者として修業に入る
    真言宗御室派官長より度牒を受ける
  • 1985年
    阿波木偶人形会 館オープン
    浄瑠璃人形の掘り方の本(全国版)出版
  • 1995年
    アメリカ建国200周年記念のワシントン州シアトル市の桜祭りに人形制作を披露
  • 1996年
    徳島そごうにて第4回阿波木偶人形(親子)展
  • 2000年
    阿波木偶人形・写真集「人形健の世界」出版
  • 2001年
    徳島中央ライオネスクラブ20周年記念として徳島城博物館に源 義経人形贈呈
  • 2002年
    第1回文化振興財団主催「阿波木偶制作教室」で,講師として14年12月まで勤める
  • 2004年
    徳島県卓越技能者「阿波の名工」として、徳島県知事より表彰を 受ける
  • 2005年
    中国丹東市にお染人形寄贈
    第36回博報賞(文化教養育成部門)受賞
  • 2006年
    阿波木偶 人形会館 開館21年間で入館者数30万人
    聖教新聞社「匠の横書」取材(全国版)
  • 2009年
    テレビ東京系列「和風総本家」(午後8~10時)に親子3代で出演
  • 2010年
    朝日放送「朝だ!生です旅サラダ」にて俳優斉藤洋介さんから取材を受ける
  • 2011年
    徳島県郷土文化会館にて「人形健三世代」作品展を開催
  • 2012年
    陸前高田市気仙町の如意山・金剛寺へ「弘法大師像」寄贈
    平成23年度「伝統的工芸品産業大賞」を受賞
  • 2014年
    平成26年度厚生労働大臣「卓越した技能者(現代の名工)」を受賞
  • 2015年
    平成27年度秋の褒章に際し厚生労働大臣より「黄綬褒章」受賞
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二代目 人形 健(徳島県卓越技能者)
二代目

人形 健(徳島県卓越技能者)

1960年12月19日生まれ

経歴

  • 1982年
    人形健にて人形制作を学ぶ
    真言宗御室派管長より度牒を受ける
  • 1985年
    阿波木偶人形会館オープン
  • 1987年
    仁王像修復
  • 1988年
    アメリカ・サギノー市の日本茶室に1頭贈呈
  • 1996年
    そごうにて親子展
  • 2001年
    阿波木偶作家協会発足(理事)
  • 2003年
    二代目人形健作品展 阿波銀プラザ人形22体 頭30個
  • 2005年
    初代人形健個展にて人形制作実演
  • 2007年
    茨城県の日立郷土芸能保存会 日立風流物 新作頭3個
    大阪どんどろ大師 新作お弓、おつる2体
    国民文化祭にて郷土文化会館で人形制作実演
  • 2009年
    テレビ和風総本家 2時間スペシャル出る
    NHKとくしまi 3代目修行中出る
  • 2010年
    福岡県福津市・勝浦小学校にお弓・おつる2体寄贈(徳島新聞掲載)
    校長先生より感謝状を頂く
    朝日放送「旅サラダ」に出演
  • 2011年
    あわぎんホールにて「人形健三世代作品展」 親子三人の木偶人形を展示
  • 2012年
    徳島城博物館より天狗久の娘頭修理
    第27回 国民文化祭・とくしま2012
    あわぎんホールにて 人形制作実演(2日間)
  • 2013年
    道頓堀のお狸様の新作が仕上がり淡路の神社で引き渡し
  • 2014年
    自由民主党国家戦略本部にお染の頭を寄贈
    ABCテレビ「一志相伝・心の継承」2週連続出演
    徳島県より卓越技能者「阿波の名工」に認定される
    佐賀県唐津人形浄瑠璃保存会より二人三番叟2体制作
  • 2015年
    ニッキン(日本金融通信社)(徳島新聞掲載)
    九州人形芝居フェスティバルにて、唐津市民会館で人形制作実演
  • 2016年
    鳥取市水口座人形頭3個修理、勘緑様より依頼
    山口県安田糸あやつり人形 お里、沢一、お七 3体制作
  • 2017年
    国立文楽劇場の吉田文司様より、人形の手、足 7組制作
    長野県へ 武田信玄 制作
    佐賀県唐津人形浄瑠璃保存会 お里、沢一、観音菩薩 3体制作
    (徳島新聞掲載)
    たまたま金曜日 そわ様、錦様、越智様 人形会館 出演
  • 2018年
    広島ホームテレビ「瀬戸内観光の旅」放送
    かまいたち、 STU46が人形会館の取材
    香川高専 木偶の動き3D画像化に人形頭・男・女・手を提供する
    (徳島新聞掲載)
  • 2019年
    佐賀県唐津人形浄瑠璃保存会より お園頭(新作)
  • 2020年
    長崎県皿山人形浄瑠璃保存会より 頭4個 修理仕上がる
    佐賀県人形座より 若男 発泡スチロールで1体制作
    小学生用に発泡スチロールで ひょっとこ・お福の新作2体制作 (徳島新聞掲載)
    香川県讃岐源之亟保存会より 娘頭 修理仕上がる
    山口県埴生公民館 新築展示お染の人形頭修理 着物、手制作
    徳島市川内南小学校4年生来館39名・2年生20名 からくり説明(徳島新聞掲載)
    佐賀県人形座より 若男 発泡スチロールで1体制作
  • 2021年
    福島県高倉人形 復活お弓、おつる2体制作(徳島新聞掲載)
    山口県大道人形浄瑠璃保存会 お弓人形修理
    山口県糸あやつり人形 おみつ着物制作
    広島県福山市 小学校6年生 修学旅行 36名
    福岡県人形座より 人形頭2個 修理
    腹話術用の木偶人形制作(徳島新聞掲載)
  • 2022年
    大阪文楽人形遣いより 手かきつばた2個制作
    山口県糸あやつり人形 ガブ、清姫2体制作
    大阪文楽人形遣いより 足6手1制作
    山口県大道人形浄瑠璃保存会 おつる人形修理
    大阪乙女文楽より 男頭修理 男手制作
    佐賀県人形座より お弓頭、手修理
    関西文化の日 入場無料
    人形会館のリニューアルオープン(徳島新聞掲載)
    徳島経済新聞 人形会館の新装 ネットニュースに出る
  • 2023年
    山口県徳地人形浄瑠璃 絵本太功記の人形4体制作・三番叟2体修理
    山口県島田人形浄瑠璃 お福頭制作・男手/女手4本修理
    佐賀県鎮西西宮社 えびす人形1体制作
    吉野川育成園 10名無料招待
    BSテレビ 三宅裕司のふるさと探訪〜こだわり田舎自慢〜
          「徳島県徳島市の旅編」に人形会館出演
    山口市立中央小学校 6年生へからくり説明・絵本太功記の新作人形披露
    山口県島田人形浄瑠璃 清姫とガブ2体制作・娘頭修理
  • 2024年
    福島県高倉人形浄瑠璃 清姫(ガブ)1体制作
    山梨県笹子追分人形 小山田信茂の頭・手足2セット制作(徳島新聞掲載)
    佐賀県唐津人形浄瑠璃保存会 お弓・おつる2体寄贈(徳島新聞・佐賀新聞掲載)
    山口智子様取材 YouTube撮影 人形会館出演
  • 2025年
    山口県島田人形浄瑠璃より娘頭修理
    Gakken「日本の地理 改訂新版2巻 中国・四国地方」記載
    大阪国立文楽劇場より手・足制作 10セット
    イーストとくしま観光推進機構 Youtube出演
    山口県島田人形浄瑠璃芝居 光市民ホールにて日高川入相花王 清姫・ガブ操る
    山梨県笹子追分人形芝居 10月大槻市民会館にて小山田信茂操る
    山口県山陽小野田市埴生地域交流センター 埴生人形浄瑠璃芝居啓発事業
    人形の歴史解説、人形の操り体験、カラクリ講師を務める
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三代目 人形 健(多田 悠気)
三代目

人形 健(多田 悠気)

1984年11月2日生まれ

経歴

  • 2008年
    二代目人形健に師事
  • 2009年
    徳島新聞に掲載される
    テレビ東京「和風総本家」出演
    NHKとくしまi 3代目修行中出る
  • 2010年
    朝日放送「旅サラダ」に出演
  • 2011年
    あわぎんホール「人形健三世代作品展」で人形展示
  • 2012年
    産経新聞に掲載される
    九州の人形座より手・足新作
    第27回 国民文化祭・とくしま2012にて人形展示
  • 2013年
    ホテルグランヴィリオにて人形展示(一ヵ月)
    個人より女手 新作
  • 2014年
    ABCテレビ「一志相伝・心の継承」2週連続出演
    九州人形座より男物 手・足二組 新作
  • 2016年
    長崎県人形座の人形の胴 2個制作
  • 2017年
    福岡県人形座より 奴2体制作
    佐賀県唐津人形浄瑠璃保存会 お里、沢一、の手制作
  • 2019年
    第9回 現代の木偶展に人形展示
  • 2021年
    第10回 現代の木偶展に人形展示
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彫る心

彫りにかかる前に 正座合掌して
精神力の集中をはかります
仕事を始めたら 人形に呼びかける心にならねば
魂のこもった人形頭にはなりません
これが本当の彫りの姿というのでしょう
少しの妥協も許さない仕事だけに
納得のいく作品が生まれるまでは悩み 苦しんだあげくに
ようやく技の壁が破れるという過程のくり返しなのです
ノミ一刀の使い方で頭の表情は変わってしまいます
…「命を彫る」とでも言うのでしょうか

初代 人形健