2016年 安田糸あやつり人形制作【山口県】
2016.01.20人形制作・修理修復
あやつり人形を3体制作しました。
山口県の「周南市安田の糸あやつり人形芝居保存会」様より
結成70周年を迎えたタイミングで新たなレパートリーに加えるための
人形制作の依頼をいただきました。
【安田の糸あやつり人形芝居】
江戸時代末期、徳島の藍商人が地域住民に人形浄瑠璃を
伝えたことから生まれたとされる伝統芸能。
山口県無形民俗文化財に指定されている。
人形遣い、太棹三味線、義太夫語りの「三業一体」で上演するのは
人形浄瑠璃と同じだが、阿波木偶をかなり小ぶりにした高さ50〜60cmの
一人遣いの人形を使用し、頭と両耳、両手につけた5本の糸を操って動かす。